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4・8・17 衛星航法システム(navy navigation satellite system,NNSS) 米国で開発されたもので、人工衛星から送られる軌道情報と、その送信電波の周波数のドブラ偏移量の解析から船位決定を行うシステムをいう。ただし、連続測位はできない。 4・8・18 G.P.S.衛星航法システム(Global positiomming System) 米国で開発中のもので、合計18個の衛星を使い、高精度の三次元測位が可能となる。 1989年頃完成する予定であり、いずれNNSSは廃止され、本システムに移行される見込みである。 4・8・19 航海用レーダー(marine radar)※ 電波の連続性、定速度性及び反射を利用して、海上の障害物、他船、陸岸等を探知し、それらの位置及び自船からの方向並びに距離をブラウン管上にPPI方式(plan position indicator)又はラスタースキ方式(ReSter scan)で映像として表示するもので、次のような指示方式がある。 (1)トルーモーションレーダー(true motion radar)レーダーの映像面に自船の動きをそのまま表示するように構成した航海用レーダーをいう。 (2)リラティブモーションレーダー(relative motion radar)レーダーの映像面に自船を定点として、まわりの他船や海岸等との相対位置を表示するように構成した航海用レーダーをいう。 4・8・20 プロッティング設備※ 通常は航海用レーダーにプロッダグラスを設け、これに目標船の動きの位置を時々刻々にプロッタ用鉛筆でプロットし、目標船の相対的航路、自船に最も接近する時刻及び目標船の速度等を推定する装置である。 また、自動衝突予防援助装置に、上記の信号を記憶しておき、これをCRT画面に直接表示する方式もある。 4・8・21 自動衝突予防援助装置※ 目標船(又は障害物)との衝突を防ぐため、レーダーからの入力信号によって目標船の相対方位、距離、速度、進路等を算出して、ブラウン管上にベクトル又は航跡の形で表示し、同時にこれと自船の進路と速度から、最接近距離(CPA)と最接近点到着時間(TCPA)とを計算して、あらかじめ設定したCPA及びTCPAに自船が接近する恐れがあるときは、危険警報を発して衝突予防を援助する装置である。 また。自船の針路と速力等をジャイロコンパス、ログ等からの信号を入力として、内蔵のマイクロコンピュータによって処理し、衝突回避に必要な情報を得ることができる。 注 1.国際海事機関(IMO)ではこの装置をARPA(automatic radar plotting aids)と称している。 2.CPAは closest point of approachの略
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